6 月 21 日からオーストリア・ウィーンで行われる核兵器禁止条約の第一回目締約国会議に先立ち、国際核兵器廃絶キャンペーン(ICAN)主催の市民フォーラムが6月18日と19日の二日間にわたって開催されます。
この市民社会フォーラムの一環として、6月19日(金)の18時から、広島・長崎をウィーンと結び、被爆地の声を世界中から集まる市民社会の代表者らに届けます。とりわけ今回の企画では、核の被害が一生涯、世代を超えて続くこと、また、法的・政治的な線引きが多くの被害者を苦しめてきたということに焦点をあてます。これらの観点から、広島では、母親の胎内で被爆し、重い障害を負って生まれた「原爆小頭症被爆者と家族の会「きのこ会」の皆さんに、長崎では被爆者と認定されていない「被爆体験者」の方々にお話しいただく予定です。
この他にも広島・長崎の会場には大勢の市民が集まり、ウィーンに向けて核の非人道性を訴え、世界中の市民に向けて連帯と行動を呼びかけます。オンライン視聴の他、広島・長崎での参加や視聴が可能です。下記詳細をご確認の上、ご取材をご検討ください。
【①オンラインで視聴する】
広島・長崎からウィーンに届ける企画を、日本語の同時通訳とともにYouTubeでオンライン配信します。どなたでもご覧になれます。
■日時:6月19日(金)17:00-18:50
■視聴用リンク:https://youtu.be/5xHEWhfXKTQ
【②広島で参加する】
広島では、被爆者やその家族をはじめとする市民が原爆ドーム前に集まり、プラカードやバナーをもってこの機会に訴えたいことを各自アピールします。マイクをまわしてのスピーチも行います。
■日時:6月19日(金)17:30-18:30
※このうちの一部(18時ごろからの予定)を、ウィーンへ中継します。
【③長崎で参加・視聴する】
長崎では、長崎原爆被災者協会会(被災協)に設ける会場で、上記①のパブリックビューイングを行います。また、被災協に集まる被爆者の方々の様子を、ウィーンに中継します。
■日時:6月19日(日)17:00-18:50
■場所:長崎原爆被災者協議会 2階
※長崎からウィーンへの中継は18:20ごろからになる予定です。