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天球の諧調 

アジェンダ第三回
  日時:2004.7.25(日)14:00〜19:00    於:旧香港上海銀行     

【ご出席】 敬称を略させていただいております

野下千年氏 カトリック黒崎教会主任司祭、オペラ「26人の殉教」企画制作者
宮本誠氏 建築設計事務所会長、カトリック大司教区本部や浦上教会信徒会館設計者
宮田隆氏 日本イベント産業振興協会理事 東京都在住 
ブライアン・バークガフニ氏 長崎総合科学大学教授。インドを経て京都の禅寺にて禅の修行を経験
杉岡修次氏 長崎県職員、個人として賛同
林田愼一郎 NCC長崎文化放送 事業専任部長 
川脇絹代 長崎カトリック合唱団トレーナー
鮎川和代 MCSオフィスルーム代表、アジェンダ企画制作

 ※ 今回は長時間に及びましたので、最後に円形に皆さんで向かい合って討議した途中から後半のみビデオに収録していました。

林田
告知にテレビを使う訳です。まぁ、ご承知の通り告知力はありますので、県内だけですが。そのときにそのイベントにどのような意味を持たせるか、ただ「やりますから来てよ」じゃなくて、例えば来年は被爆60周年ですよね。その被爆60周年のプレイベントとして位置付けてPR出来たほうがいいのかなと思います。


せっかくイベントをやるのですから、皆さん聞いて、良かった良かったで帰っていただくだけではなくって、今までの話にあったような長崎の特質とか、平和とか文化を長崎から発信できればと思います。

2006年に長崎さるく博というのを長崎市が計画しています。これは4月から10月29日までですが、これは長崎市内をいろんなゾーンに分けて、長崎をもっと長崎の人に知ってもらおうという企画です。県外の方も長崎に来て、長崎のよさを知ってもらおうと。それで今長崎さるく博の推進室がいろんな形で検討してますが、そんな中で例えば浦上地区は当然祈りのゾーンという意味合いがあって、被爆の歴史とか、教会もありますので、そういうところを「さるいて」いただこうということになると思いますけれど、ここで企画するイベントをそれにつなげていくことも一つの方向性かなと思いました。

野下       プラハのバロック合奏団というのはツァーで日本を回るんですか?それとも独自に長崎を訪れるんですか?

林田       ツァーできます。

野下       そしてそれは受け皿は、主催は?

林田       うち(NCC)と新聞社が主催します。招聘元は国際フレンドシップ協会、智書房の岩波さんからのご紹介です。

野下
世界遺産にもかんできますからね、これはですね。まぁ、今私はプレイベントとして、来年は60周年ですが、大阪国際平和フェスティヴァル、これは大阪の一人のお坊さんが主催しているですが、これは最初は大阪の大きな空爆でなくなられた人たちの慰霊祭として大阪平和祈願祭として始まったものが、10年ほど前に国際に切り替えられて、またその切り替わったときの新しさとして、国際性を持たせるために今まで国内の宗教団体が音楽法要を主として、公演を行いますが、去年はオオバクシュウにバトンが行きましたね。長崎記念祭と同じ...わたしはその理事をやっているんですが。オオバクシュウのボンバイ,その大掛かりなことをやるんです。[noshita_3]バッハの受難曲と声明と音階合わせするんですね。そして大阪フィルが200人の合唱団を控えて、やっていくんです。そのなかに仏教の声明のテーマが似たものをくつけているんです、あるところは例えばユダの裏切りだとかいくつかの場面で声明とをくつけてあるんです。そこで重なってまさに天球の諧調です。それが、音あわせをして、70人のお坊さんが競りあがってオーケストラの前に上がってきて、それは荘厳なものでしたよ。[以下野下神父の実況説明]これがまさに天体の調和ですね。

チェコで今現代音楽家テンデリッキというポーランドの作曲家がいますが、この人は平和ミサ曲「アウシュビッツミサ曲」などを作っています。この人を年一回の大阪フェスティヴァルに呼んだんですが、ポーランドはコルベ神父とのつながりで長崎と縁が深いでしょう、この曲なんかは長崎に呼びたいなぁと思いましたね、大阪なんかよりも。確か広島ミサ曲もありますよ、この人はルカによる受難曲、これは誰も書いてないし、それがあるし、聖母の七つの悲しみとか、今はポーランド、長崎と縁の深いそこで名を上げていますよ。長崎にこういう人が来たら面白いなぁと思います。こういうこともかつて宗教界でこのようなことをやりました。

鮎川       リサーチした内容をパワーポイントで説明 

宮田
宣伝というのは、まだまだ次の段階だと思いますが、要はアジェンダとしてもう少し足元をしっかりするイベントを考えなければならないと思う。時期的にはクリスマスから復活祭の間、長崎の街の催し物からいくと大体すっとありますね、そういう中でキリスト教関係の時期としてはクリスマスからイースター、そこに山を持ってくるというのが一つの考えだろうと思います。

取り敢えず今年はクリスマスイベントイン長崎ということで、一つはプラハのバロック合奏団、これはどうですかね、乗りようがアジェンダの会として、どういうサポートができるか、どういうサポートができるか、これは一つ検討してみたらどうだろうか。どういう格好でこの会がサポートが出来るだろうか...これはもう少し詰めたらどうだろうか。イベントとしては一番すでに計画はあるものだし、我々が参画できればいいなと思います。12月14日。これはもう少し鮎川さん、つめてみたらいいじゃないでしょうか。一つの動きとしていいんじゃないですか。

そのほか来年度の被爆60周年、再来年のヨハネパウロU世の25周年、そういうのも一つのターゲットとしてあるんですが。ほかに皆さんからご提案はありませんか?

鮎川
先ほど野下神父さまの身近なところで出来ることとして、クリスマスの一大イベントとして、先日考えてみたんですが、イエスの生まれた生誕劇や、それにちなんだクリスマスソングやクリスマスキャロルなどの演奏を、場所はこの香港上海銀行にこだわるわけではありませんが、クリスマスの25日から、伺うところによりますと1月があけて主の広現にかけて馬小屋のセットとクリスマスツリーは教会などでもずっと飾られている...と伺いました。その期間に一般市民に、クリスマス・イベントというと、クリスマスディナーショーだとか、そういった類のものが非常に多くて、そうではなくてもっと原点に戻るようなことを味わえる、その場にいると気持ちが和らぐというようなことを身近なところで行うのもいいのではないかと思います。

ただ、25日の前と後となると信者の方々はイエスの生誕を祝うことが続きますが、一般市民は25日が過ぎると気分はお正月になってしまいますので、日程の設定で神経を使うのかなと思いますが、どういう人々を対象にするかによってある程度日程は絞れるのかなと思います。このようなことも出来るのではないかと考えますが、いかがでしょうか。

宮田
この会は、この会場では音楽をやるにはどうなんですかね。今日みたいな小さな規模だと、華々しくやるのも一つの手だけど、それはまぁ、年一回程度にとどめて、やはり常時今日みたいにいろんなお話、例えば教会のつくりに対するいろんなわれらの見方、その点先生などは資料をご自分で作っておられるからそういう話が聞けるし。またブライアン先生がおっしゃるように長崎人はもっと勉強しなければならんということで、このような勉強会ですね、このような会を勉強の会としてイベントをぼんぼんと打っていく...そういう意味での継続の方向、そういう面ではこの場は使用料も安いようだし、アジェンダの会というのは自分たちの勉強の場だと、そしてそれと併せて市民も巻き込んで広げてゆく、そして目は世界の交流、そういうところまで広げるんだと言うことを考えて、と言う意味でここを拠点として活動してゆくということがいいと思いますが。

今年のクリスマスイベント何か具体的に考えることは出来ますか?何か具体的なことを考えていますかね?

鮎川
例えばこういう廻し方もあるという一つの例として、準備したものがあります。今つないでもらっているんですが...。ちょっと時間がかかって申し訳ございません。

昨年の秋に宮田様に始めてお会いしたころに年間のキリシタン音楽紀行という企画を考えたことがありました。今回の企画の元となっているもので、これよりもはるかに小さな規模で今回はスタートさせていただいているんですが。

イベントプランとして1から5までを考えておりますけれど...例えばクリスマスの贈り物、復活祭で聖歌を歌うために、グレゴリアン聖歌の流れる一日、長崎のキリシタン史パート1、2、それから一部の後半でお話がありましたが、教会を見て学ぶツァー、学びのツーリズムに関するものですね。

例えばクリスマスの贈り物でしたら、教会で生誕劇とクリスマスキャロルを中心としたこうしたステージを作るということがあったり、あるいは復活祭で聖歌を歌うため...これは例えば、先ほどの立山の県立博物館でしたか、そこの体験学習がありましたが、そういった時にネウマ譜のことや、典礼における教会の音楽の内容はどうなっているかということを学ぶ、それをやはり専門家のお話を聞きながら、実際に楽譜を見ながら歌う機会があってもいいのかな...という風に考えていますし、

あるいはグレゴリアン聖歌が流れる一日...これは例えば先ほどのかもめ広場を一日お借りして、全国からエントリーしていただく、そういう方々に歌っていただく、これはほかの項目の場合、演奏者に対する謝礼が発生するんですが、この場合はエントリーをしていただく、それも有償でエントリーしていただくということで、ですからここでどのくらいの団体がエントリー入っていただけるかと言うことで全体を相殺できるできる計算になっています。

ここでは長崎のキリシタン史として先ず「学び」となっていますが、やはり歴史を深く知っていくことは私たちがやろうとしている理由付けといいますか、そういったことをさらに確認しながら進むという意味で、今日のブライアン先生にお話いただいたようなあのようなことのシリーズ化といいましょうか、それでそれぞれテーマがあって、今日は空欄にしていますが。当然、最初はキリシタンに関することとして、検証してゆくとやはり沢山の血が流されたこともあるでしょうから、慰霊を兼ねたコンサートがあってもいいのいかなと思いますし、あるいはキリシタン史として長崎、外海などある時期すべての住民がキリシタンだったという時代があったのですから、そうしたこといついてもテーマを絞って考えてもいいのではないかと思います。

特に野下神父様は今、外海の方でも隠れキリシタンの方々がカトリックに改宗されている際に、洗礼を施しておられるということを伺っています...、そうしたお話というのはなかなか新聞に載る訳でもないのかなと言う気がいたします、そういうことも私たちは知りたいなと思っています。

こちらは経費について取り敢えず私案を考えてみました。(省略)

巡礼とコンサートですが、たとえば教会の中にお連れする方々に見ていただくものがいろいろとあるわけです...、たとえばキガツの教会に先ほどおっしゃったような、飾られている絵画はそもそも最初は浦上天主堂に飾られる予定だったものが、絵画があまりにも可愛らしく小さいものだったのでキガツの教会に収まったものと伺いました。[ayukawa_4]そういうエピソードなどを絡めながらお話を聞く、特に教会の中には寄付箱だとか、拝観料をとったりすることはないわけですから、そういったもの(経済に関する現状などの)を含めたところで説明をしながら、人々が教会に対する認識を深めていただく...こういうツァーがあってもいいのかなと思います。

ただしこれはだれかが添乗して説明してまわるか、それともまったく現地に全部お渡ししてしまうのかによってここら辺でかかってくる経費もまったく違ってきます。

私自身の中ではこういう風な規模は、大きくないことでみなさんがこれをやってみたいという気持ちがあれば進められる模なのかな...という風に考えて、一応私の私案として作ってみました。ありがとうございました。

宮田
例えば、生誕劇とか殉教劇というのは、だれが誰を考えているんですか?どういう人たちが演じるんですか?

鮎川       それは

中山
それが問題ですよね。そんな大掛かりのものでなくても、例えばそれを練習して、ある程度人前でも見せられるものになるように練習を通して学習するわけですよね。いろんな場面を、聖書の場面であったり、長崎の26聖人の受難の場面であったり、そういうものを切り取って一つのものに持っていって見せるものにするというのも手作りでいいと思うんですが、ただ、それを演じる人をどうやって集めるかというところに行き詰まるんですよね。

この忙しい世の中、子供たちを集めようと思ってもなかなか、こういうものをやるから集まってくださいと言っても簡単には集まらない。大人がそういうことをやって人が見に来るだろうかとか、子供たちだからこそ子供たちが演じているものだからと親たちや知り合いは見に来るかもしれないけれど、大人がやる場合はかなり本格的によほど上手にやらないと人には見せられない...

鮎川

収支のことを考えますと、例えばコストを掛けてやるのであればこの会場は選ばないと思うんですよね。最低でも市民会館とかそういったとこで、ある程度入場料などを高く設定して、その中で配役を決めてセミプロ的な人たちに振るということになると思うんですけれど...そうではなくて。

先日、実は例えば先日野下神父様とお話している折に、例えば12月26日の設定の場合、 暦を見ましたところ「聖家族」=聖なる家族という日になっていることを知ったんですけれど、「一体何をやるんですか?」と野下神父様からも聞かれました。私、正直言ってノーアイデアです。

私がアジェンダをやっていると言うのは、皆さんで決めて、そして進めてゆくという、これは企画をオープンにしているわけですから、その皆さんの総意がこれは無理だと思えば、そこのところはやはり無理だという風に結論付けるのが(正しいと...それが)、私自身がこういう形式を取っていることの理由の一つなので、皆さんが絶対反対だから、それでも絶対これをやろうということではないんです。そういう可能性があると皆さんが思わないのであれば、私としてはこれを引っ込めると言うということになります。ただ、こうした流れも一つの方向としてあるかなということです。

中山
先にだめだと決めちゃうと何も出来なくなりますよね。もう、結果が失敗であって、全然お客様が入らないとしても、何かしないことには、先に、躊躇していてはつながらないですね。始めないと...。

鮎川
先ほど野下神父様がクリスマスの機会にクリスマス・イベントを...と仰ったんで、どのようなことをお考えになっているかもう一回ちょっと伺いたいなという気がしますが。

川脇
(提案というより...)、このクリスマス・コンサートとか、この時期になるとあらゆる方面でクリスマスの曲がなっていますよね。それで小さなミニコンサートだとか、なにか以外と浮いた気持ちで、飽き飽きするような気もするんですね。それで教会の雰囲気、キリスト生誕の意味とか、そういうものを、癒しとか命とか誕生の大事さとか、そういう意味をもっと信者に限らず、他宗教の方たちにもそれを味わって欲しい意味では、やはり教会を利用しない手は無いと思うんですね。

今ちょっと提案というよりも、考えたんですけれど、礼拝に一緒に与る方法としては、私たちが今26聖人の教会で深夜ミサを毎年やっています。それで礼拝の聖歌とか、もちろんグレゴリオ聖歌もはいりますけれど、それを方法としては他宗教の方たちとか入れる、集めると言うより、かなり来ます、深夜のミサでも。ほとんどがカップルでこられたりとか、他宗教の方とか、普段教会に来ないで、お酒をいっぱい飲んで静かに与ったりしています。それこそ若いカップルとか一人で若い学生たちとか。

それで方法としては人が沢山入るといったら、26聖人の教会は200名は入らないと思いますね...それでいっぱいになってしまうと思います。方法としては中町教会が9時にミサが始まって、もう11時には終わります。それが終わって0時の(26聖人の教会の)ミサに奉仕に行くんですが、中町の教会を利用する方法もありますね。

数年前のイースターコンサートを例に挙げると、阪神大震災のチャリティーコンサートを中町教会でやりました。その時は「救いの歴史」をグレゴリオ聖歌を取り入れてやりました。その時は野下神父様が名古屋から巡礼のついでに26聖人の巡礼のついでに合流していただきました。それで準備をいたしました。マリア会の神父様に指揮をしていただいて、歌の練習は私たちでいたしましたけれど。そういう場で信者さんにしても他宗教の方にしてもグレゴリオ聖歌というのは癒されます。

だからそういう意味で中町教会であればコンサートやるにしても、夕方からであれば問題ないと思います。ただ、午前中とかお昼に緊急に葬儀が入ったりとか、礼拝ももちろんありますから、夕方からだったらかなり入ると思います。

というのは今日から中町は冷暖房が入りました。今は過去と環境が違いますよね。窓を開けると熱風が入りますし、昔は涼しい風がそよそよ入ってましたけれど、教会もそういうことに対応する時代になったと思います。

そういう意味では中町教会が本当に良く響く教会です。だからある意味で、よく巡礼者も来ますし、学生の方たちも200人単位で来て礼拝なども普通にミサに与ったりして、一旦ミサに与ったりすると感激して帰ったりされますので、そういう方法もあるかなと思います。

野下
やはり普通に行われている、クリスマスシーズンになるとあっちもこっちもクリスマスコンサートと銘打っていろんなことをやって、花盛りのシーズンなので、これとどこが違うか、ということ、いわゆる基本的なコンセプトでしょうけれども、いくつか私たちが考えているものはこういうものだと特徴付けるためには、今川脇さんが言ったような基本的には教会堂で行われると...。例えば一つの、普通のコンサートとは違う、祈りや賛美が捧げられる本当の場所において、そういう基本になって、観客の拍手をいただくというようなことよりも、なにか奉納コンサートみたいなもので、聞く方も教会の聖なる空間で演奏されるもので、なにか心が癒されるような、そういう風なものとして、「天球の諧調が主催するのは違うんだよ」というようなタイプのもの。どこでもやっているようなことを主催者が代わっただけというようなものをやっても大して意味はないと思うんですね。

それで、そういうものにする為には、私もそう思うんです、非常に交通の便がよくて、公共交通機関を利用して集まれる一番良い教会は長崎では中町教会なんです。しかも冷暖房も今日から取り付けられたと言うことでもありますから。

ま、考えてみるとそこか、浦上天主堂は器が大きすぎてそう簡単ではない、また教会の雰囲気としては大浦天主堂も良いですね。ただ、車の置き場所がないとか、近くにある市営駐車場が10時までに入れてくれればいいですね。市は早いですね、8時じゃ使えませんね。 中町は駐車場はどうなっている?

一応、20台位は止められますね。100円パーキングも周囲に沢山ありますし、そういう意味で本当に中町教会ならマイカーに乗らなくても、マイカーはどこかほかに置いて電車に乗り換えて来てもいいし、一番良いところでしょうね。まnoshita_5、そういうところで、ひとまず一回くらいやってみると。それにしても中町も結構大きいですよね、あれいっぱいにするのは大変ですよ。川脇さん中町は収容は何人ですか?

川脇
       1000人くらいは入ります。

宮田
場所はそしたらあるとしてですよ、実際にやる歌い手なり出演者など具体的なものとしてはどのようなものを考えますか

野下
クリスマス・フェスティヴァルで、場所は教会でやるチャペル・コンサートだということで、内容もある程度それらしいものとして条件として出して出演団体を公募する。あるいは最初だからここが仕立てたところを中心として今回はやるのか、あるいは何かにジョイントさせる程度でね。

宮田
僕が面白いと思っているのは、野下神父がこの間言われた、全国に中町教会をお貸ししましょう、歌う場所として教会を提供しましょう....、歌うことがお好きな方は宗教音楽に関係ある方においでください...というようなことは出来ますか?

野下
       まぁ、そういうやり方で行こうとするのであれば、

宮田       するんだったら九州だけで、クリスマスでもいいし、そういうのを年々続けて行って、本格的なものにする...

野下
まぁプロ級にしたいとなると関西まで広げなければでしょうね。関西にはいくつか教会音楽を専門にやっている合唱団がありますね、女声合唱団もありますし、男性、混声合唱団がありますから。そして有料でするのか、まぁ有料でしょうね、そういう場合は。
 
ただ、教会を使う場合ですね、教会を使って、商売は出来ませんから、それをどのような形で....、エントリー料金としていただいて、それだけで(賄うとして)、教会の場所代は奉納、献金程度のことは教会といえども、やっぱり考えなければならないでしょうから...、基本的に営利のためのイベントはやっちゃいけない...となってるんです。チャリティであればそれとして...。

杉岡
スタートのときは全部それにしないで、こちらを予定したところの隙間を埋めるようなことを考えて、もしそれが人気が出るようであればれを広げるようなことを考えて、とりあえずやってみるみたいなことを考えたらどうか...

野下

まぁスタートとしては、先ず彼ら(弦楽四重奏)が考えられるでしょうね。なにかアジェンダアンサンブルとか、そういう名前で彼らを私たちのレギュラーのアンサンブルで彼らだけの演奏もできるだろうし、まぁ、スコアがあれば合唱や声楽と
できるだろうし、いくつかの長崎にいるグループをムジカアンティカこれはよく遠藤周作記念館でやってますね、アウラというグループもありますね小畑さんがやっている、アウラはここ(旧香港上海銀行)で定期演奏会をやってます、練習は銀や町のプロテスタント教会でやってますね。4、5人かな。

林田
クリスマスの時期にいろんな教会で歌っている聖歌隊のイベント情報をまとめて、周囲に提供すると言うのはどうなんでしょう?

野下

例えば、ミッションスクールなどを考えると、西町の南山小学校、これは全国に輝く小学校のコーラスですからね。トップクラスですよ全国でもね。そういうのがいますからね、地元に。そういう人たちを呼び出して歌ってもらって...

宮田
長崎らしいというのはやっぱりそういう地元の人たちに、先ずは根を下ろしてもらってプロモートする立場として、そういうのが若い人たちも勉強するだろうし、発表の場という...、そういうのが現実的かなぁという気がしますね。長崎を、そういう形の若い人も歴史も含めて、そういう場を通じて知り合う、いうのがなんだか現実的だし。私は若い人について非常に関心があるんです。長崎はスポーツにしても全国的にトップに入るんですね。

そういう人が例えば今の南山のような話を聞くと、意外にも地元の人は逆に直接聴いてないんですね。ですからそういう場を提供する、要するにサポート役をしてゆくのが方向でアジェンダの会は先ず動いてみる...これが現実的なような気が私はしますね。それがうまく行けば今度は全国的に広報をして、広げてゆく。それを何回か続けてゆくうちに定着して行けば...
若い人たちがどんどん育ってゆくでしょうから。今の高校生の一万人署名運動じゃないけれど、あぁ言う風にどんどん...。となると韓国あたりから呼ばれるだろうし。まぁ、そこらへんは野下神父さんはお詳しいから、知恵を吐き出してみていただけませんか???

野下

具体的に今度やるとすれば、この人たちの器楽アンサンブルを一部にして、二部は声楽、合唱曲などをして、例えば今年は南山小学校など全国制覇をしたわけで、そんなところもあるからですね、登場してもらって。TBSで全国制覇したんですね。テレビでは見るでしょうけれど、全国的になってきたんですね。こういうことを踏まえて、キリスト教のカトリックの教会で...

声楽に器楽を加えてやると、一時間半やそこらは、地元の合唱団やカトリック合唱団もありますし、混声合唱団もありますし、それは今まから掛かれば... 来年は活水の合唱団にきてもらうこともできるでしょうし、純心もありますし、佐世保の聖和も上手いですね、などもありますし

宮田       そうすると一校ではなく2校、3校くらいはありますか

野下
       あります、5校くらいはあります

宮田
やっぱりイベントというのは目的というかビジョンというか、何を目標にやるかというところをしっかりしなきゃいかんと思うんですね、ただ単に集まって質疑をやるというだけじゃなくて...。やはりここで話しているのは、やはり新しい文化というか、そういうものを融合するということがあって

野下

それから確かゴスペルなどもあるんじゃないですか?ああいうのも、いいですよね、とにかく一度集めてやってみるということから考えると良いんじゃないですか。

宮田       まぁ、大体そういうところで、

野下      大体のところを決めて、取り敢えずやってみるということですね。

==============

野下
それから私たちの会を何という名前で私たちのブレインを打ち出すのか、もう主催としたら、長崎の文化バランスを考える会主催なのか、そういう名前の存在を、もうそろそろ

宮田
僕は今日はそこまでちょっとでは考えてなかったんだけれど、名前は、アジェンダと言っているんだけれど、ほかに皆さんの方から「ちょっとアジェンダではわからんな」ということもあるが、ここは鮎川さんの意思というか、希望も含めて「アジェンダの会」というのはなかなか良いんじゃないのかと、天球の諧調は難しいけれど...

川脇

今日は日曜日で来れないという方が多くって、天球の諧調ですね、意味がわからん、なんか変な宗教かという第一印象そんな感じをとられたみたいで、アジェンダもよく説明をしてはあげないと分かんないですね。もうすこし親しみやすい名前を考えたらいいかなぁと思います

鮎川

そうですね。「天球の諧調」て拘ってはいないので。取り敢えずイメージとして、古代ギリシャ、今年はオリンピックがギリシャで開催されますけれど、そのプラトンとかアリストテレスなどの時代に、ピュタゴラスという数学者であり天文学者であり、音楽家でもあったんでけれど、宇宙に見られる天体というのは上手く衝突しないでまわっていますね、そういうものを司っている神と呼ぶこともできる...、そういう摂理が人間には音となって聞こえてくる、それはクラシック音楽であり、バロック音楽のような、もちろんその当時はバロック音楽はまだ現れてはいないんですが、そういったものが人々の気持ちを一本芯の通った人格を養うという面で有益なものがあったという風に伝えられているんですが。そういったものが例えばグレゴリオ聖歌も私はそういった働きがあると思いますし、そういった意味を含めて私は天球の諧調と名づけましたが、確かに難しいと思います。

私はアジェンダは3回シリーズの今日は最終章なので、ここは一旦終わろうと思っています。それで新たに皆さんの合意で次のステップを踏み出して行けばいいのであって...と考えています。それで日にちについてですが、九月の中旬あたりにどうかなと考えています。一応、メモのなかに9月12日の日曜日とことで挙げてはいるんですが、これは私が見切りで書いているものでありますので、一応の希望として天球アジェンダの最後の願いということで読み取りいただければと思います。

名称といったものは本当に新たに作り直して、組織の体制ですとか、あるいは有志の方々も、今人数的にもう少し増やした方がいいのかとか、いろいろなことがあると思うんですね。そういったところまで話を出来ればこの機会にやっておけば良いと思いますが...と思います。

宮田
この会はいろいろ今話があったように、鮎川さんの方でやってきて、それに乗ってきてるんですが、今の話のように、今日の話では、基本的には続けて行こうという話があったじゃないかと思うんですが、提案があった9月の12日で次回やることを前提に、名前も含めて、組織...組織というか、これはやはり代表になる人を決めておかなきゃですね。そうしないとこの会はどういう会で誰が責任者かということになりますから...。そのことも踏まえて、今日はそのことも含めて話を伺いたいと思っていたんですが、今日はちょっと時間がありませんね。

林田
12月の私どものイベントですが、通常開催3ヶ月前から告知に出すんですが、もしご協力いただけるとなると例えば後援に名前を出さなければならないんで、3ヶ月前となるとできれば8月には決めていなければならないんで。

野下
       例えば「長崎の文化バランスを考える会」と仮に決めておいては...?

宮田       今の「長崎の文化バランスを考える会」、これは、なかなか

林田       ちょっと偉そうに聞こえるかも知れませんね、もうちょっと親しみやすい方が...

宮田      ブライアンさん、なにかいい提案ありませんか?

ブライアン
    英語だったら

野下       英語で考えてください

ブライアン
    「文化を考える会」

宮田
そういう会がどこかにありませんかね。僕はこっちのほうのことは良く知らないので、いろんな会があると思うんで、
「長崎文化を考える会」...単純でわかりやすい。アンバランスの会、バランスを考える会、

ブライアン   長崎の声

宮田     長崎の声を発信しよう...それ(後援申請に間に合わせるタイミング)はいつまでですか?

林田      お盆くらいまで。

宮田     ではそれまで考えて見ましょう、長崎の声、長崎の響き...

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