ザビエル生誕500年記念
グレゴリオ聖歌とルネサンス音楽の夕べ 
22006.4.28(金) カトリック中町教会
開場18:30 開演19:00 終演20:50
NHKラジオ第一「音楽の泉」でおなじみの皆川達夫さんをご案内役に迎えて

◆料金:一般 2,500円 大学生以下 1,700円
◆チケット販売所:チケットぴあ(Pコード606-472)・ローソンチケット(Lコード 86225)・浜屋プレイガイド・くさの書店西友道の尾店

◆主催:アジェンダNOVAながさき
◆共催:国宝・大浦天主堂(カトリック長崎大司教区)
◆主管:市民セミナリヨ2006実行委員会(アジェンダNOVAながさき・居留地ネットワーク・大浦青年会ほか)
◆特別協力:NCC長崎文化放送
◆協力:NHK長崎放送局・長崎新聞社・河合楽器製作所・長崎の教会群を世界遺産にする会・長崎さるく博'06推進委員会・長崎国際観光コンベンション協会・長崎県宗教者懇話会
◆後援:長崎県・長崎市・長崎市教育委員会・長崎県音楽連盟・長崎県神社庁・長崎市仏教連合会・朝日新聞社・西日本新聞社長崎総局・毎日新聞社長崎支局・読売新聞長崎支局・長崎ケーブルメディア・FM長崎・長崎シティFM


第1部 ルネサンス時代のヨーロッパ音楽事情
 天正遣欧少年使節が見聞したであろう、当時のヨーロッパの音楽事情としてルネサンス音楽を紹介
演奏 ◆ザビエル記念アンサンブル
藤原みか(ルネサンスフルート)
中川洋子(ソプラノ、リコーダー)
薮内静香(ソプラノ、太鼓)
船方公子(ソプラノ、リコーダー)
古井由紀子(リコーダー、コルネット)
井上曜子(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
宇土倫子(チェンバロ)
プログラム ☆王のパヴァーヌとガリアルド(作者不詳、サロモーネ・ロッシ)
 3本のリコーダー、ルネサンスフルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロと打楽器
☆騎士の歌によるディフェレンシャス(アントニオ・デ・カベソン)
 チェンバロ独奏
☆歌え、舌よ(アントニオ・デ・カベソン)
 歌、2本のリコーダー、ルネサンスフルート、ヴィオラ・ダ・ガンバ
☆パッサメッツォ・アンティーコ、パッサメッツォ・モデルノ(ディエゴ・オルティス)
 ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ
☆かっこう(ホアン・デル・エンシーナ)
 歌、ルネサンスフルート、3本のリコーダー、クルムホルン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ
☆ジュリエッタ、川を渡って私は来たよ(作者不詳)
 歌、ルネサンスフルート、2本のリコーダー、クルムホルン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ、カスタネット
 お話/皆川達夫 立教大学名誉教授
1927年東京生まれ。1951年東京大学文学部卒業。1953年同大学院修了、1955〜58年、1962〜64年の2回にわたってアメリカ、ヨーロッパ留学、その後もほぼ毎年ヨーロッパを訪ねて研究調査、集中講義を行う。1968年立教大学教授となる。1993年立教大学を定年退職。元東京大学講師、元慶應義塾大学講師。現在、立教大学名誉教授、全日本合唱センター名誉館長、日本近代音楽館顧問。中世音楽合唱団(1952年設立)主宰。専攻は中世・ルネサンス音楽史。著書に「合唱音楽の歴史」「中世・ルネサンスの音楽」「バロック音楽」「西洋音楽史--中世・ルネサンス」「オラショ紀行」「楽譜の歴史」など多数。NHKラジオ番組「バロック音楽の楽しみ」(FM放送、1985年まで20年間継続)、「音楽の泉」(AM第一放送、日曜朝)解説担当。1978年イタリア政府よりキリシタン音楽研究の功績によってカヴァリエーレ勲章を、2003年論文「洋楽渡来考」により芸術学士の称号を授けられる。
 指揮/野下千年神父 カトリック中町教会主任司祭
1937年長崎市生まれ。1963年福岡サンスルピス大神学院卒業後、長崎教区司祭に。叙階される。在学中、学院オルガニスト。グレゴリオ聖歌の理論唱法、指揮法をJ.ツルデル氏に、楽理とパイプオルガンをエリザベト音楽大学のデュサンジー師に師事.1990年日本カトリック研修センター所長に就任。この間「新しい賛美の歌全国作品コンクール」を毎年主宰。1997年日本二十六聖人殉教400年祭にあたり、創作オペラ「二十六聖人の殉教」企画制作(脚本:田中澄江、作曲:新垣壬敏)長崎初演、名古屋再演に尽力。2005年より長崎教区中町教会主任および、長崎カトリック大司教区顧問。長崎県宗教者懇話会会長、世界連邦日本宗教者委員会副委員長、長崎カトリック合唱団顧問。長崎の地域活性化グループ「アジェンダNOVAながさき」企画部門長。
 合唱/長崎カトリック合唱団
長崎カトリック青年連絡協議会の第一回ジャンボリーでの合唱グループをきっかけとして昭和49年に発足。「典礼聖歌の普及と教会儀式への協力、および音楽を通じての社会奉仕」を目的に、グレゴリオ聖歌やポリフォニーを始め、各種の伝統宗教音楽、現代典礼音楽などをレパートリーとした活動を行っている。主な活動として、殉教記念ミサ、平和祈願祭などの教区聖歌隊への参加、二十六聖人記念聖堂におけるクリスマス深夜ミサ、各小教区からの要請によるミサや結婚式などでの聖歌奉仕、毎年8月8日夕に行われる超宗派の主催による原爆殉難者慰霊祭における聖歌奉仕、災害援助などのチャリティーコンサート、沖縄・熊本のハンセン氏病施設や各種福祉施設などへの慰問コンサートなどを実施。1997年2月、創作オペラ「二十六聖人の殉教」へのキャスト、合唱メンバーとして多数出演。CD「日本のミサ曲」をリリース(指揮:新垣壬敏、制作発売:サンパウロ)