◆第1回 ローマ教皇庁と長崎     写真集,前夜祭  アンケートより
講師 見三明 カトリック長崎大司教区 教区長
ナビゲーター ブライアン・バークガフニ アジェンダNOVAながさき特別顧問
実施日時 2006年4月29日(土)
企画内容
教皇パウロ三世がアジアの宣教をイエズス会に委ねたことから、ザビエルは、アジアの拠点ゴアに派遣され、1549年、来日する。1566年、ピオ五世は、日本を司教区にしようとしたが、実現しなかった。1588年、司教が府内に任命されたが、実際は長崎に着座した。その頃キリスト教は大きく発展していた。天正少年使節は、相次ぐ二人の教皇に暖かく迎えられた。迫害中、教皇とキリシタンが手紙のやりとりを行った。1846年、教皇は日本を使徒座代理区とし、1891年、東京大司教区、函館、大阪、長崎の三つの司教区を設置した。1981年、ヨハネ・パウロ二世は、七代にわたる長崎のキリシタンの夢を実現するまでの、450有余年の壮大なキリシタン史の全貌を高見三明カトリック長崎大司教に語っていただく。

〈高見 三明 カトリック長崎大司教〉
1946年長崎生まれ。1972年司祭叙階。1976年ローマ・グレゴリアン大学で神学修士号取得。1984年ローマ教皇庁聖書聖書研究所で聖書学修士号取得。1972〜2002年、福岡サン・スルピナ大神学院養成者。2003年12月大司教就任。

●ミニさるく
15:00 カトリック大司教館集合
  大司教館(チャーチ)〜カトリックセンター(聖ヨハネ・パウロ二世の宿泊室)〜浦上天主堂(被爆のマリア)
17:00 一旦解散〜自由行動(大浦天主堂、夕食案内)
18:45 大浦天主堂集合

●講話
19:00 講話「ローマ教皇庁と長崎」 (高見三明 長崎大司教)
20:05 休憩

●音楽の夕べ
20:15 ゲスト: 皆川達夫さん グレゴリオ聖歌を中心として
    曲目:グレゴリオ聖歌  復活祭ミサ(入祭唱、セクエンティア)