◆第6回 長崎の歴史に見る文化交流
講師 ブライアン・バークガフニ
アジェンダNOVAながさき特別顧問
実施日時 2006年9月16日(土)
企画内容

居留地時代に活躍して人々などに触れ、長崎の文化の特色である融合について語っていただく。カナダの厳格なカトリック教徒の家に生まれ、成人した後みずからの意志で東洋精神文化の真髄に触れるためインド、ヨーロッパ各国を遍歴、京都の禅寺で得度、9年間雲水としての経験を持つバークガフニさんが、東・西両文化の視点に立って比類のない長崎の文化交流の歴史について語る。


〈ブライアン・バークガフニ 長崎総合科学大学教授〉
1950年カナダウィニペグ市生まれ。1972年ヨーロッパ、インド等を経て来日、1973年臨済宗入門得度、1982年まで雲水(修行僧)として京都の妙心寺専門道場等において禅の修行を行う。1982年長崎に移り住み、1985年から長崎市嘱託職員。1992年長崎県民表彰受賞(外国人として初めて)。1996年長崎総合科学大学・地域科学研究所教授に就任。現在、同大学人間環境学部・環境文化学科教授。研究テーマは、東洋思想、比較文化論、長崎の国際交流史。


●ミニさるく
14:50 悟真寺山門前集合
  悟真寺と稲佐国際墓地見学
17:00 一旦解散〜自由行動
18:30 大浦天主堂集合

●講話
19:00 講話「長崎の歴史に見る文化交流」(ブライアン・バークガフニ特別顧問)
20:05 休憩

●音楽の夕べ
20:15 中国伝来の明清楽
  江戸時代に中国から伝来、長崎から瞬く間に全国に大流行し、現在長崎にしか残っていない明清楽とは・・

 案内/演奏指導:山野誠之 長崎大学名誉教授
 演奏:長崎明清楽保存会
 編成:月琴、蛇皮線、木琴、胡琴、片鼓、明笛など
 曲目:算命曲(さんみんきょく)、九連環(きゅうれんかん)、
    紗窓(しゃそう)、仁宗不稔母流水(じんそう
ふすいぼりゅうすい)
20:50 終了